英会話のおすすめ勉強法

英会話の中上級者を目指す!英語が話せる人ってどんな人?

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「よし,英会話の勉強を始めよう!」

「今度こそ,英語を話せるようになるんだ!」

と,新年早々思いたった私ですが,そもそも『英語が話せる』とはどんな状態を指すのでしょうか。

英語を話すときには,相手の言ったことを聴きとるリスニング能力も必要でしょうが,自分が言いたいことをただ伝えるだけであれば,身振り手振りも交えて説明すれば思った以上に通じるはず。

日本に来て長い外国人の方であれば,「きっとこういうことを言おうとしているんだろうな」と推測も交えながら,我々日本人の気持ちを簡単にくみ取ってくれるからです。

とはいえ,日本のとある観光地でアジア系の方に話しかけられたときの話ですが,お互いに英語が第2言語のこともったのですが,なんとなく2人で会話したものの,どこまでわかりあえたか皆目見当がつかない状態になってしまいました。

こういった場面に出くわしてしまうと,『英語が話せる』状態からほど遠いなぁと感じます。

 

”同時通訳の神様”と呼ばれた國弘正雄氏によれば,『英語が話せる』という状態は,

  1. 英文をすらすら読める
  2. 外国人に伝わる発音能力がある
  3. 外国人と内容のある会話ができる

の3つを主に兼ね揃えた状態になることを意味するようです。

それぞれの項目を極めようとすればキリがないのでしょうし,人それぞれに英語を話す目的は異なるので,中には必要のないものがあるかもしれませんが,一応のゴールがどの辺にあるのか知っておくことは,自分が今,英会話学習のどのくらいの位置にいるのか客観的に判断する際に役立ちます

といったわけで,今回の記事では,英語を話せる状態とは何かを詳しくみていくと同時に,それぞれにどのような学習法が考えられるのか考えてみたいと思います。

 

 

英語を話すために真っ先にする学習法は,英語を『読む』こと?

congerdesign / Pixabay

英語を学ぶ上で,「読む・書く・聴く・話す」という4つの技能に注目し,それらをバランスよく伸ばしていくように教えられた方も多いかと思います。

自分の受験勉強は「読む」ことだけで終わってしまったような気がしますが,実はそれが当たり前で正しいということに気づきました。

 

「本記事でのテーマは英語を『話す』ことだから,『読む』こととは直接の関係がないのでは?」

と初めは半信半疑だったのですが,今,いくつかの英語の学習法について読んで言えること,つまり,英語を話すためにまず必要なことは,

英文を読めるようにすること

だと言えるわけです。

 

試しに「自分が英文を正確に読むことができない」と仮定してみましょう。

読めない理由は,単語力の欠如に加え,構文や文型含めた文法といったものを把握していないからなのですが,英会話の場においてすることといったら,

・挨拶のような決まり文句を繰り返す

・でたらめな英語(ブロークンイングリッシュと呼ばれる)しか話せない

だけです。

これではそのままどんなに「話す」練習を続けても,深い意思疎通などできそうにありません。

たえず How are you? しか言えないうえに,例えば,How is your mother? といった応用ができないわけですから。

こういう人は結局,英会話の魅力に気づくことなく,途中でつまらなくなって,話すこと自体を止めてしまうことになるようです。残念ですよね。

 

英語を読めるようになるのを真っ先に優先することはわかったけれど,それではどのくらいのレベルが求められているかというと,英語ができる人は皆,

「中学・高校で習った英語を完璧にすることが大事だ」

と口を揃えて言います。

 

昨今の学校教育は,教育改革により「受験英語は詰め込みで実用性に乏しいから,実際に役立つコミュニケーション能力を高めよう」という風潮に変わってきています。

この意見が正しいかどうかは,今後の学力調査の結果を待つことになりますが,結果がどうであれ,『読み』中心の受験英語を真面目に頑張った方は,今後英語を書いたり話したりする際に最も大切な『基礎力』が備わっている事実を大いに喜ぶべきです。

逆に,中学英語や高校英語をサボってしまったり,時間が経って忘れてしまっている人も,英語を話せるようになりたかったら,一見遠回りなようでも,中学英語からやり直すことが近道です。

英語の教科書はオークションなどでも買えますし,そうでなくても現代は,オンライン教育であったり有意義な書籍が充実していますので,これと決めたものをとことんやっていきましょう。

 

 

正しく発音できなければリスニングは不可能!

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そもそも,相手の外国人が言っていることを正確に聴き取って理解しなければ,何を話してよいのかわからず,話すことができません。

もちろん,相手の言うことを聴かず,ただこちらが一方的にしゃべっているだけでは英会話は成立しないのは明らかです。

言葉のキャッチボールが大事ですよね。

 

なお,『リスニング』と聞くと,真っ先に浮かぶのは聴いた英語の内容を理解することです。

例えば,単語の意味を知っていることだったり,英語の主語や述語といった構文通り理解できることが含まれます。

しかし,それ以外に実は,英語の音声そのものを知っていることが大事です。

いわゆる発音記号のことですが,記憶をたどってみてもそれについて学んだと言えば,中学1年生くらいのときのことで,それもちょこっと触れたっきりで,今思えば,教える教師側も,発音記号を読めない人が多かったのではないでしょうか。

自分が知らない英語の音というのは,つまるところ『自分が発音できない音』ということになるので,発音記号を学ぶことや,英語教材を音読することは,リスニングで区別できる音のバリエーションが増えることにつながります。

日本語では「あいうえお」の5つしかない母音ですが,英語だと16個あるわけで,いわゆるカタカナで表せる音でしか英単語を認識できない人と,16個の母音の音を聞き分けられて,口に出して発音できる人とでは,差が出るのは当然でしょう。

 

また,発音の話とは少しずれますが,このとき,『自分が使う語彙』についても,これまで身に付けた単語の中から,自分が話すときに使える単語を選び出していかなければなりません。

これはどういうことかというと,中学・高校レベルのテキストで身に付けた単語というのは,あくまで英語を読んだり聞いたりするとわかる単語にすぎないということです。

実際に英会話をする際には,自ら積極的に口に出して話していかなければいけないわけで,そのときに使える単語のバリエーションを増やしていくことが大切になるということです。

そのためには,やはり教科書の音読を中心に,その使い方を学んでいくことになるわけですが,勉強素材としては,中学レベルの教材に限らず,DVDやニュースだったり,セサミストリートなどを観ても良いと言われます。

なお,英会話を習う際,英語を話す側が自分の年代や性別に近いとより良いとされますが,それは自分が必要とする単語を耳にする頻度が多くなるからです。

教科書の音読などをする際は,短い会話文だけで構成されているものは避けて,逆に長すぎてもダメだとも言われます。

特に自分の興味関心があるものの中から,繰り返して聴けるものを選ぶと良いですが,繰り返しに不向きとされるラジオやTV番組であっても,気楽に長く続けられればかなりの効果が期待できます。

いずれにせよ,音読を通して英語の音を知り,自分でも発音できるようにし,さらには使える単語の数を増やしていくことが第2の目標だと言えそうです。

 

 

内容のある知的な会話を可能にする態度とは?

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先ほど,『受験英語は言われているほど悪いものではない』と書きましたが,「受け身的に習う授業スタイルだけが英語の勉強法のすべてだ」と勘違いしてしまってはいけません。

中高の6年間を通し,ただ講義を受けるだけの勉強姿勢が身に付いてしまっていますが,会話ができるようになるため,これからはとにかく自分からどんどん英語を使って話す態度が必要になってきます。

 

日本は,日常生活で英語を使わなくてもよい毎日がほとんどですから,ただ黙っていては,どんどん英語ができなくなります。

日本に戻ってきて数年経った帰国子女であったり,人間としては魅力的になっているにも拘わらず,「学生時代に比べて英語力がさび付いてしまったな」とぼやく大人の多さが,それを証明しています。

 

突然ですが,英語の4技能の中で,「話す」トレーニングにおいてのみ異なることがあるのですが,何だかわかりますか。

「話す」以外の3技能に関しては,一人で訓練を積むことができるでしょうが,英会話では

相手が必要

です。

人を相手にするので予測できないことが起こり,ほとんどの場合,その対処に失敗します。

しかし,そのときの失敗を通して,徐々に話せるようになっていくのです。

失敗を恐れることなく,何度も話す機会を求めて場数を踏み,状況に合わせて臨機応変にしゃべれることこそ,真に目指すべき会話能力だと言えるのではないでしょうか。

 

 

英検の有用性と,今回の記事まとめ

rawpixel / Pixabay

以上,『英語を話せるとはどういうことか』について考えてきましたが,結局のところ,わかりやすいゴールとしては,英検2級というのが一つの目安になってくると思います。

英検2級の1次試験というのは,高校卒業程度の英語力だとされますし,最近の中学生でも,英検2級以上に合格する子が増えてきています。

このレベルに達するまでは,ひたすらにインプットを中心に学習し,そこから今度は外に目を向け,英語を話す機会を増やしていくのが効率的に最も良さそうです。

 

英会話の第一歩は英検2級合格レベルから!

そこから,英会話ができる相手探しに出発しよう!

 

『この2つを念頭において,英会話学習を進めていくのが王道』

というのが本サイトが出した結論です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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